2001年7月8日(日)
1・レブンワースとCoeur
d'Alene
日曜はアメリカ・カナダ国境が混むため、家を朝5時に出発。国境を通過してからマクドナルドで朝食を取り、I-5(インターステイト5、通称アイ・ファイブと呼ばれるハイウェイ)を
Everett(エバレット、ボーイングの工場がある)まで行き、ここから国道2号線に入る。本当はシアトル経由でI-90(インターステイト90)を走った方が時間的には速いのだが、カスケード・ループという「地球の歩き方」お薦めのルートを行くのだ。途中、Leavenworth(レブンワース)という南ドイツ、バイエルン地方に似せた町を1時間位ブラブラしたが、フレスコ画の外壁がかわいいものの、お店ばかりで別にする事はない。
この後、国道2号線からI-90に入り東へと向かう。シアトル方面から来て最初の大きな市
、Spokane(スポケーン)にあったデニーズで昼食を取る。が、ずっと車内に座りっぱなしのためか?もう3時前なのにお腹が空かない。この辺りはやたらと暑いし、昼食は軽くと思い「シーザスサラダ」を注文。でも、ドレッシングのかけすぎでレタスがベチャベチャだった。個人的な意見だが、こちらのデニーズでおいしい
と思うのは朝食メニューくらいか?
レブンワースの町(下の写真左)。ワシントン州からアイダホ州に入ってすぐにある湖、Coeur d’Alene(発音はコーダー・アレイン?)で1時間ほど休憩する。ここには世界で最長らしい浮かぶボード・ウォークがあり、けっこう良かった(下の写真右)。が、内陸気候のためか?ここもスポケーンもすごく暑い。バンクーバーやシアトルとは大違いだ。
2・モンタナ州へ
引き続きI-90を東へ向かう。1時間ちょっとでアイダホ州を抜け、モンタナ州に入る。ここで、パシフィックタイムからマウンテンタイムに時間が変り、6時45分が7時45分となる
この後、ちょっとした問題が起きる。ガソリンが底をついてきたのだ!
今までのガソリンの減り方からすると大丈夫だと思っていたのが、この辺は山越えで登りも激しい。当然、ガソリンを食うのだ。でも、何もない所を走り続けるのみで、ガソリンスタンドも町も全然見当たらない。
こんな所でガス欠になったらどうしよう?AAAに電話をするにもハイウェイには日本の高速のように緊急電話など無いし、携帯電話は電波が届かない山の中なのだ。
クーラーを切り(気休めか?)、クルーズコントロールを使い(クルーズコントロールは燃費に良いとテレビで言っていた)
「早くガソリンスタンドがありますように!」と祈るような気持ちでハラハラしながら運転する。
もう限界だ・・・というところで ”次の出口にガソリンスタンド”のサインを見つける。「あ〜、助かった!」と思ったものの、ハイウェイ出口から少し離れた所にあったそのガソリンスタンドは閉店していた。アメリカの田舎でよく見かけるタイプ、雑貨屋の前にポンプがあるだけの小さなガソリンスタンドなのだが、ドアのサインには8時まで営業とサインが掛っている。「何で?まだ8時前だよ」・・・違うのだ!さっきタイムゾーンが変わったので現地時間では9時前なのだ!「どうしよう〜」
あれっ?向こうの方に何だかガソリンスタンドの看板のような物が目に入った。開いてるかも!とそちらに行ってみるが、こちらも閉店していた。
こんな山の中だからガソリンスタンドも早仕舞いなのだろう。が、ポンプのところにはクレジットカードのサインがある。
もしかしたらカードで大丈夫かも?と ドキドキしながらカードを機械に通してみると、「やったぁ!」カード支払いのみに限って給油可能だった。
もう本当にヒヤヒヤした。これからは、まめに給油しなくては・・・。
州境から2時間でMissoula(ミズーラ)に到着。今晩はここのモーテルに宿泊することにした。チェックインしたのは夜の10時近く。疲れてクタクタなので夕食はパスして、持参していたクラッカー等を適当に食べる。今日の走行距離は892キロ。
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