左の地図(クリックで拡大してください)の赤星の位置がキャピラノ・サスペンションブリッジです。バンクーバー市内からの行き方には2通りあります。1バス利用、2シーバス とバス利用です。1、2とも運賃は3ドル。個人的には2のルートの方が分かりやすくで船にも乗れるので楽しいと思いますが・・・どうでしょう? 1のルート ダウンタウンのWest Georgia St(Street)から240番”15TH STREET”のバスに乗ります。バスはジョージア・ストリートを西に走り、スタンレーパーク内を抜け、ライオンズ・ゲート・ブリッジを渡ってノース・バンクーバに入ります。
なお、ダウンタウンから240番のバスを使うのは同じですが、ノース・バンクーバーに入った後、246番”HIGHLAND”というバスに乗り換える方法もあります。どちらも所要時間はほぼ同じ(約40分、乗り継ぎ時間を含む)ですが、乗車の際に運転手さんに確認してください。 2のルート ダウンタウン、WATERFRONTの駅からSEABUSに乗り対岸のLONSDALE QUAYに渡ります。シーバスというのはバンクーバーとノース・バンクーバ間を往復してい小型フェリーです。所要時間は12分ほど。ロンズデール・キイ(グランビル・アイランドを小さくしたようなマーケットがある)からは1と同じ236番”GROUSE MOUNTAIN”(始発)に乗ります。15分ほど乗った18番目のバス停がキャピラノ・サスペンション・ブリッジです。 キャピラノ・サスペンション・ブリッジの入り口です。左の方は冬に撮ったもの、右は夏のものです。木々の緑の濃さや量が全然違うのが分かると思います。
冬(2月)はかなりガラガラですね。夏の方もこの時(8月)はあまり混んでいませんが、行列ができることもあるのか?整理するためのロープがジグザグに張られています。 入場料は大人16.95ドル。高い!です(写真は2004年2月現在)。が、安く入れる方法もあります。キャピラノ・サスペンション・ブリッジのウェブサイトでクーポンをプリントアウトして下さい。たった1ドルですが、4人までの入場料が1ドルづつ割引されます。 もう1つはエンターテイメント(クーポンブック)を購入する方法です。2枚以上の入場券購入で1人分が無料になります。事前に40ドル程の投資が必要ですが、簡単に元は取れますので (ここだけで既に16.95ドル分)、興味のある方はこちらをお読みください。 夏の間、20分程の無料ガイドツアーが毎日、おそらく毎時に出ています。ガイドツアーは英語以外の言語(日本語を含む)でも可能ですが、英語以外の場合は予め予約が必要です。
ガイドの説明は橋の長さ、高さ、古さなどの数字的な話の他、どうして橋を作ることになったのか、誰が作ってその後持ち主が何回か変わったとか・・・まぁ、別にガイドしてもらう程の事でもないのでは?と個人的には思います。現在のオーナーの趣味で、園内のいたる所にアンティークな小物や家具が置かれています。 さて、吊り橋ですが、けっこう揺れます。走ったり故意に橋を揺らすと見張り台からマイクで注意されます。片言の日本語とか中国語でもアナウンスが入るので何となく笑えます。橋そのものはゆっくり渡っても5分もあれば終わってしまう程度の長さです。 橋の真下にはキャピラノ川が流れています。話は外れますが、数年前、橋から赤ちゃんが落ちて助かったという事件がありました。高さもあるし川には岩や石がゴロゴロしているので奇跡と言えます。警察は母親が赤ちゃんを故意に落したと容疑をかけたようですが、その後どうなったのか私は知りません。 橋を渡ると昆虫や樹木についての展示パネルがあり、遊歩道が左右に分かれています。ただ森林の中を散歩すると言った感じで見るものは特に無い (樹齢何百年?の大樹や池がある)のですが、右の道をずっと降りて行くと吊り橋の下から望める展望台のような場所(下の写真中央)に行き着きます。 以前は雨が降った後などは滑りやすい自然のままの遊歩道でしたが、現在はその殆どがボードウォークになっており、パンプスでも歩けそうなくらいです。 ところで、上の左端と右端の写真を見て頂くと、木と木の間を繋いで空中を渡り歩くような橋があるのが分かると思います。これは新しいアトラクションで面白そうですが、2004年2月時点ではまだやっていませんでした。夏の観光シーズンまでにはオープンするようです。夏頃、また行って森林の吊り橋も渡ってみたいと思っています。 吊り橋の横にはTrading Postがあり、店内の雰囲気はやはりアンティーク調です。 ここで売っている商品はいわゆる安物よりも、どちらかと言うとちゃんとした品物という感じがしますが、一般的なお土産(バンクーバーのロゴ入りのカップ、キーホルダーといった類の物)は同じ品物ならダウンタウンのロブソン通りあたりの土産物屋で買った方が安いと思いました。 この他、ネイティブインディアンの彫刻家の工房、その作品であるトーテムポールの展示、軽食と飲み物の売店などがあります。トイレはTrading Postの裏側に1か所だけ、吊り橋の反対側にはありません。 最後に、キャピラノ・サスペンション・ブリッジについて、「入場料が高い割には吊り橋を渡ったら森があるだけで終わりじゃない・・・」と実は私は思っていましたが、ボードウォークで歩きやすくなり新しいアトラクションも出来たため、今回ホームページで紹介してみました。距離的に近いグラウス・マウンテンやCapilano Salmon Hatchey(鮭のふ化場)、Cleaveland Damなども一緒に行かれたら良いかもしれません。 2004年03月05日 作成 |
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