ちなみに、旅行前から気になっていた点で、車でライン川沿い観光をする場合、次から次へと現れる城を撮影するのに車を道路に停められるのだろうか?という心配があった。車は古城の1つ1つを訪れるのには便利だが、観光船と違って右に左とカメラを向けてばかりはいられないだろう・・・、と。 が、そんなに心配する事はなかった。ライン川沿いの道路はB9もB42も片側1車線だが、時々車線が広くなっていたり、草むらがあったり、駐車スペースがあったりした。ただし、車を寄せられる場所があった場合、サッと停めないとダメだ。どうしようかな〜?なんて迷っていると通り過ぎてしまうし、後続車もけっこうあるので危ない。適当な場所があったら取り合えず駐車して、あとはちょっと歩きながら写真を撮るというのが良さそうだと思った。 カウプから30分弱でリューデスハイムに到着。路上駐車(1時間1.50ユーロ)し 、有名な”つぐみ横町”(左の写真左)に行ってみた。私はつぐみ横町というのはベネチアの路地の雰囲気に近いのかと思っていたが、ベネチアよりも原宿の竹下通り的な感じのする場所だと感じた。小ぎれいでおしゃれ、似たような土産屋が幾つも並んでいる。 つぐみ横町の突き当たりを右に行くとニーダーヴァルトへ上るリフト乗り場がある(左の写真右)。私達はリフトには乗っていないが、夫はここにある公衆トイレを使っていた。リフト乗り場の前にはケーテ・ウォルファルトもあった。ローテンブルクにあるクリスマスショップのことだが、リューデスハイムにも支店があるのか・・・。また、ここで見かけた郵便ポストは青色をしたきれいなものだった。ドイツのポストはどこも黄色だったが、ここは特別なんだろうか? 1時間ほどリューデスハイムの町をブラブラした後、今回の旅の最終目的地ヴィースバーデンを目指す。ライン右岸のB42は途中でA66というアウトバーンに変わる。そこまではすんなりと来れたが、市内に入るのにアウトバーンをどこで下りればいいのか分からない。ヴィースバーデンは私が思っていたよりずっと大きな街だったのだ。ある程度大きな街では殆ど必ずと言って道に迷う私達・・・。何回もUターンし、ガソリンスタンドで道を聞き、40分程迷った末どうにか18時半頃にホテルに到着できた。 チェックイン後、すぐに夕食に出かける。 私は食べ物はあれが食べたいとかこれが食べたいとかあまり思わない方であるが、今回の旅行中、食べておきたい物が2つだけあった。1つは言うまでもなくソーセージ。実際、ドイツのソーセージとザワークラウトはとてもおいしく何回も食べた。もう1つはホワイト・アスパラガスだ。4月下旬から6月中旬にしかて出回らない季節の味覚なんだそうで、それならせっかくこの時期にやって来たのであるから食べておくべき?ではないだろうか・・・。 適当なレストランがあるだろう?と歩行者天国になっているキルヒガッセ(Kirch-gasse)通りに行ってみた。が、通り沿いにあるのはアパレルや貴金属の類のお店ばかりでレストランが見当たらない。変だなぁ・・・。 暫く歩いて分かったのだが、レストランはキルヒガッセから1本入った横道に点在していた。入り口の看板にSpargel(シュパーゲル、アスパラガスの事)とサインがあったお店があったので迷わずに入った。ダークな木目調の内装で感じはいいが、店内が少し暑かった。ドイツでと言うかヨーロッパでは、個人で経営しているようなホテルやレストランはクーラーなど無いのが普通のようだが、クーラー慣れしている身にとってはキツイ部分がある。 ここも家族経営的なレストランだが、先程からちょこちょこっと出て来ては向こうの方から私達を見ているおじさんがいる。その人の格好からして彼はおそらくコックであるが、何となく恥ずかしそうにこちらをチラチラと見ているのである。何なんだろう?夫は全然気にならないらしいが、私はそちらを向いて座っていることもあり、気になる・・・。 暫くすると、先程注文を取りに来たおばさんが飲み物を2つ私達のテーブルに持って来た。アルコール用に使うメモリ付きの小さなグラスに入った飲み物で、1つは琥珀色をしており、もう1つは無色透明である。どうみてもアペリティフであるが、こんなものは注文していない。えっ?という顔をすると、「これはシェフからよ」とおばさんが言った。 向こうの方でおじさんがニコッと笑った。やっぱりおじさんはコックなんだ。で、どういうわけか知らないが、私と夫にアペリティフをサービスしてくれた。東洋人が珍しいのだろうか??? ところで、お目当てのホワイト・アスパラガスであるが、私が食べたのはオムレツ付きで出てきた。 ドイツではオムレツ付きというメニューは少なくはないようだが、これはプレーンのオムレツでただの玉子焼きといった感じがしないでもなかった。アスパラガスは非常に淡白な味で、取り立てておいしいというものでもないと思うが・・・どうだろう? 夕食後、一旦ホテルに戻った。これからカジノに行くので着替えをするのだ。服装はバーデン・バーデンの時と同じ。カジノまでは車で出かけた。スロットマシンの建物裏にある駐車場に車を停め、料金は2.00ユーロ(たぶん、時間制限はなかったと思う)。 カジノはクーアハウス内にある。入り口にはゲームごとの遊び方が書かれたパンフレットが置いてあった(左の写真は翌日の昼間撮影)。 こういうのがバーデン・バーデンのカジノには無かったなぁ・・・。 受付でパスポートを提示、カードを作ってもらうが、受付の人はバーデン・バーデンと比べると気さくな雰囲気だった。入場料は2.50ユーロだが、初回のゲストに限り同じカードを次の日も使える特典(とは言っても2.50ユーロだが)がある。 カジノのフロアはバーデン・バーデンのように幾つもの部屋に分かれてはいない。広間が1つあるのみで、内装も落ち着いている。 重厚ではあるが、バーデン・バーデンのような豪華絢爛さは無い。 ※ 左の写真2点はカジノのウェブサイトから転載したもの。 お客の服装もヴィースバーデンの方はかなりカジュアルだ。えっ!と思ったが、若い女性ではTシャツにジーンズの人もいたし、全体的にはスカートにカーデガン程度の人が多かった。男性ではネクタイ無しの人もいる・・・。確かにカジノのパンフレットによると、ドレスコードは 「Gentlemen are asked to wear a jacket and - apart from midsummer - a tie or bow-tie.」 となっている。つまり、真夏はネクタイをしめなくてもいいのであるが、6月はmidsummer とは言わないよなぁ? 私が感じた点として、ヴィースバーデンのカジノに来ている人達は地元の人が多いのではないだろうか?皆、遊び慣れているのだ。ディーラーとのやり取りとか、ルールに精通しているなどの点から推測して、毎週(または毎日のように)来ている人達ではないかと思われる。だから、服装も観光客が気にするほど気を使っていないのではないのだろうか? また、より格式が高いように思われたバーデン・バーデンよりもヴィースバーデンの方が高額を賭けている人が目立ったのが意外だった。これも観光客(お遊び的?)よりもギャンブラー(依存症?)が多いことの現われかもしれない。 さて、夜中の12時まで2時間ほど遊んでホテルに戻る。ヴィースバーデンのカジノはバーデン・バーデンのカジノのように特に書くことがないが、ゲームの詳細については別項で紹介してある。
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