ゾーネック城


2003年6月4日(水) ・後半

1・ゾーネック城

さて、今16時過ぎ。まだあと1か所は見れそうな時間だ。ラインシュタインの次にライヒェンシュタイン城というよく似た名前の城があったが、ここは写真を撮っただけでパスした。パスした理由は特にないが、後になってから調べたところ、あるドイツ語のウェブサイトには見どころの価値を示す星が4つが付いていたので(最高の星5つはマルクスブルク城だけ)、通り過ぎてしまったのはもったいなかったのかも?しれない。

この後にゾーネック城がある。私達はここを見学することにした。 ラインシュタイン城では車はB9沿いに停めたが、ここでは標識に従いB9から脇道に入り、車で城まで上って行く。 Pのマークのある道端に駐車、そこから林の中の登り道を5分くらい歩くと城の門にたどり着く。

入場料は大人2.60ユーロ。城の建物内部はガイドツアーのみの見学で、次回のツアー(最終回)は17時だと言う。他に見学者が来なければ英語でやると言ってくれた。17時まで約20分、庭を見学して過ごした。※ 左にある城全景の写真はこちらから転載したもの。

ゾーネック城の庭は狭い通路や細い階段などが入り組んで構成されている。ちょっと迷路っぽくなっていて面白い。入り口、門(下の写真左 )を入ると左手にギフトショップやトイレがあり、壁にはバラの花が咲き乱れていた(下の写真中央左・この写真は門に向かって撮影)。その壁の上は歩けるようになっている(下の写真中央右)。城壁そのものである。眼下にはライン川が見渡せる。さらに奥に進むと、隣の山が削られライン川沿いの美しい風景が台無しにされていた(下の写真右)。ガイドに聞いたところ、鉱山なんだそうだ。

2・ゾーネック城ガイドツアー

ガイドツアーが始まる。参加者は私達2人だけだったので、約束通り英語で説明してくれた。 ラインシュタイン城では上り坂ですれ違った自転車の3人の他、庭で写真を撮ってあげたカップル1組の計5人の見学者がいたが、それでもたったの5人。時間が遅いせいもあるかもしれないが、こんな程度の人数しか見学にやってこないのだろうか?ガイドが言うには、この日の見学者は全部で14人 、プラス私達である。でも、団体が入ることもけっこうあるんだそうだ。

なお、ゾーネック城の見学時間はこちらを参照。12月はクローズというのはライン川沿いの他の城でもあるが、ここは”closed at the first working-day on the week”と書いてある。つまり、週の最初の仕事日(通常は月曜なんだろうが、月曜が祝日なら火曜ということか?)も休みである。

ガイドツアーでは宮殿内部(右の写真左)を見学する。庭から長〜い階段を上って行くと宮殿の玄関である緑色のドアの前に出た。入った所のホールで靴の上からグレーのスリッパを履く。ニンフェンブルク城のマクダレーネンクラウゼやホーエンツォレルン城で履いたのと同じようなフェルト製のスリッパである。床は19世紀のオリジナルだそうだ。宮殿内は撮影禁止。

最初に見学したのはダイニングルームだった。暖炉の横左右には絵が掛かっていてその内容を説明されたが、あまりよく覚えていない。

宮殿内の部屋は凸形をしていて、出っ張った部分の先には窓がある。が、の写真でも分かるように、外壁には凹凸がない。実は部屋の出っ張った部分の両側は壁で、その厚みは2.5メートルもあるからなんだそうだ。頑丈な外壁である。

石の螺旋階段で王妃(Queen)の居室がある1つ上の階に行く。そこにはホールを挟んで寝室と書斎(Writing Room)がある。どちらの部屋もかなり小さく、特に寝室は3〜4畳くらいの広さしかない。普段は入室禁止で入り口の所から覗くだけのようだが、私達2人だけという事で中に入れてくれた。カーペット(ボロのラグだが・・・)を踏まないように注意されて書斎に入る。

書き物机の上には女性的感覚で見て魅力的な道具箱があった。長方形で寄木細工のようになっており表面には装飾が施されている。蓋を開けると中にはインク瓶や、ペンを置く横長の仕切りがある。緑色のビロードが張られた折りたたみ式の板があり、それを手前に広げるとそこが書く台となるわけだ。板には小さなつまみが付いていて、それを持ち上げると下の部分は紙入れになっている・・・と言った具合に便利に出来ている。

ダイニングルームのちょうど真上にこの城でいちばん豪華な部屋(広間)がある。王の肖像画が飾られているが、このガイドも「どちらから見ても王がこちらを見ているように見える画法だ」と、すごいでしょ!という感じで説明した。ハールブルク城のガイドも同じ事を同じように自慢げに説明していたが、こういう時に「お〜、素晴らしい」とか大げさに感動したふりでもして見せたら相手は喜ぶのだろうか? 別の部屋でもケルンの大聖堂が描かれた絵が壁に掛かっていたが、「これはどこでしょう?」とガイドが問いかけた際の聞き方は、私達が「そりゃ、ケルンでしょ」と答えるのを当然と期待していたような聞き方だった。が、私達はケルンには行っていないし行く予定もないため「分かりません」と言ったところ、何だかしらけた感じになってしまった。 見学者がドイツ人だったら、話が盛り上がるのかも?しれない。

ここから上は狭いので見学は出来ないという事でツアーは終わった。所要時間30分。英語だったし、内容としてはまぁまぁか?昔の物を修復せずにそのまま展示しているという点で、家具やクッションにはボロボロのものが多かったが、それはそれで時代がしのばれていて良いと思う。私としては、王妃の道具箱の仕組みを間近で見れたのがいちばん良かった。

3・バッハラッハ

18時前、バッハラッハに到着。今日泊まるのホテルは決まっていないが、B9から城門を入ったところに小さなホテルがあったので、部屋を見せてもらいチェックインする。その後、すぐに水を買いに出かけた。旅も終盤になり経験から分かったのは、ドイツでは午後6時に殆どのお店は閉まるので必要なものはそれまでに買っておくという事だ。

閉めかけていたお店で水を買った後、ホテルでごろ寝の夫を残して町の散策に出かけた。バッハラッハ、思っていた以上に魅力的な町だと感じた。かわいい木組みの家々が立ち並び、ただ歩いているだけでも楽しい。

レストラン?のようだったが、白い外壁に見覚えのある絵が描かれていた(下の写真中央左 )。たしか、ミュンヘンのアルテ・ピナコテークで見た絵だ。誰のどういう作品かという事は全然知らないが、欲の深い商人夫婦が金貨を数えている・・・私にはそういうふうに見えたので何となく覚えていたのである。実際のところは何を表現している絵なんだろう?気になる。

また、ローテンブルクなどで素敵な金細工のような看板が掛かっているお店をよく見かけたが、この町にはきらびやかではないが、かわいいのが目に付いた(上の写真中央と中央右)。どちらもホテルの看板である。泊まってみたいと思わせる演出だと思う。暑くてめんどくさかったため私達は探しもしないでホテルを決めてしまったが、バッハラッハにはホテルの類が沢山あったので、町をブラブラ歩きながらホテルを探しても苦にならないと思う。表に出ている看板から見てもダブルで50ユーロ程度というのが多かった。

この町にも城壁が残っているが、上(と言うか中)を歩く事ができる。通路の1方には線路、もう1方には住居やレストランなどが並んでいる。おいしそうなレストランもあったが、夫はホテルでテレビを見ながら動こうとはしない。この日の夕食は抜き、手持ちのスナックなお菓子で済ます。


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