コインランドリー(ミュンヘン)


2003年5月28日(後半
 

1・コインランドリー

17時30分、ホテルに戻って来た。 2日前の続き、NBAプレイオフでサンアントニオ対ダラスの試合をやっていたので、それを見てからコインランドリーに出かける。ドイツに来てから9日間、コインランドリーにはまだ1度も行っていない。初めからミュンヘンまでは洗濯はしない予定だったので(というか、コインランドリーがなさそう?だった)、下着や靴下は手洗い、シャツなどは2日間同じものを着ていたが、もう限界。 特に夫のシャツ類は洗濯しないと着る物がない。

CITY-SB WASCHENTER

Paul-Heyse-Str.21
80336 Munchen
Tel : 089/601 40 03
7:00am-11:00pm

(写真左)


ミュンヘンのコインランドリーの場所については予め分かっていたわけではないが、中央駅の近くにあるんじゃないかと希望的観測をもっていた。もしこの近くになかったら、洗濯物を抱えてバスにでも乗らないといけないところだったが、実際に駅のそばにあったので助かった。ホテルから徒歩5分の距離である。

まず、トークンを自動販売機で買う。 洗濯機(石鹸込み)が4ユーロ。脱水機が60セント、乾燥機が60セント(10分)とけっこう高い・・・。 私達の洗濯物の量はそれほど多かったわけでもないが、乾燥機を3回まわし、合計6.40ユーロした。
5年も前の古い記録であまり比較にもならないが、ロンドンでコインランドリーに行った時は2.80ポンド(洗濯機と乾燥機)というメモが残っている。 これがアメリカだと、洗濯機、乾燥機とも 各1.50ドルくらいが相場ではないかと思う。ドイツではコインランドリーは全般的に高いのだろうか?それともここだけか?

トークンを買ったら、(1)洗濯物を洗濯機に入れる(2)石鹸を上から入れる(3)ドアを閉める(4)トークンを入れる 温度設定が90℃、60℃、40℃、30℃、Kaitとあるが、Kait って何だろう? 電子辞典では出てこなかったが、順番から言って30℃より低い・・・水かも?洗濯機は35〜40分ほどかかる。その間、近所をブラブラと歩いた。

洗濯機の後は脱水機(上の写真右)を使う。洗濯機で脱水はしてあるのに何で別に脱水機に入れるんだ?と思いはしたが、店内を監督している”ちょびひげのおじさん”に言われるまま、60セント払って脱水機のトークンを買う。これが5分かかる。

最後に乾燥機に入れておしまいだが、私の横で脱水機を使わずに 洗濯機から直接乾燥機に洗濯物を放り込んでいたアメリカ人の女性がいた。 彼女に向かって”ちょびひげのおじさん”が「脱水機を使ったかい?」と言っている。女の子は「いいのよ、そんなの使わなくても」→「でもね〜、脱水機を使わないとその分長く乾燥機に入れないといけないから、お金と時間の無駄になるんだよ」→「いいの、いいの」→「まぁ、あんたのお金と時間だから 勝手にすればいいけどさ、脱水した方がいいのにねぇ・・・」と、おじさんはなかなかしつこい。

私には彼女の考えが理解できる。 アメリカでもカナダでも、コインランドリーに脱水機などまず無い。 洗濯機から直行で乾燥機に入れるのが普通である。 私は日本人的素直さでおじさんの指示とおりに脱水機を使ったが、洗濯機で脱水してあるのに何でまた脱水機に入れるんだ?60セント余計に使わせようっていうだけか?と心の中では思っていたのだ。

が、実際に脱水機を使ってみて分かったのだが、使用前と使用後では 洗濯物の脱水の程度が全然違う。 これだけ脱水してあれば、確かに乾燥機の時間とお金も少なくて済むだろう。おじさんに加勢するつもりではないが、私が横から「脱水機を使ったら全然ちがうよ〜」と声をかけたので、彼女も「えっ、ホント?」と言う感じで脱水機を使うこととなった。

”ちょびひげのおじさん”、私達が使い方が分からなくてまごまごしている時も「どうした?」とか「こうするんだよ」とか教えてくれた。  が、新聞を読むことくらいしか他にする事が無いからか?趣味なのか?お客にいろいろと話しかけている。 さっきのアメリカ人の 女性(2人連れ)に  「ドイツは素晴らしい国だから、アメリカから旅行者が沢山来るのさ」 と自慢げに言うと、アメリカ組は 「アメリカにだって良い所は沢山あるんだから!」と言い返していたので、横から聞いていて何だか面白かった。

ちなみに、このコインランドリーで出会ったのはアメリカ人ばかりだった。外見はバックパッカー風だったが、皆、洗濯物の量が半端でない。何週間もためているんだろうか?

洗濯物をホテルに置いてから、再度ミュンヘン中央駅にやって来た。 ここには食べ物のスタンドやお店、小さなスーパーもあり、近くのホテルに滞在する者にとっては便利である。本屋では、やっと英語の新聞が買えた。

 


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