カナディアン・ロッキーの旅、ホテル編


今回の旅行では、(1)キッチン付きである事 (2)独立したベッドルームが1つある事(母が同行したため)そして経済的である事を基準にホテル選びをしました。予約を入れたのは全て4月下旬、インターネットにて探しました。アコモデーションの検索サイトは沢山ありますが、今回私が利用したのは ここ。予約をする場合は勿論、クレジットカードが必要です。予約の確認番号(Confirmation Number)は、パラダイス・ロッジが郵便で、キャンモア・リージェンシーは電話の口頭で、パトリシア・レイクがメールで知らせてきました。 また、アルバータ州観光局のアコモデーション・ガイドを取り寄せることも出来ます。インターネットが普及する前は、私もこのガイドブックで探していましたが、全体的に目を通す分にはネットよりもこちらの方が見やすいと思います。日本にも郵送可。資料の請求はこちらから。なお、下に表示した値段は3人分のものです。


Paradise Lodge & Bungalows

泊まったType Dキャビンの外観。1泊120ドル+14.40ドル(タックス。  これはハイシーズン直前のスペシャル料金で、615日あたりから夏料金の180ドルに値上がりする。ロッジのHPの下の方に [News&Specials] という項目があるが、そこをクリックすると時期によってのスペシャル・プライスなどが載っている。

中に入ったところにダブルサイズのべッド、カウチ、椅子、テーブル、テレビがある。かなり狭い が個室のベッドルーム(ダブルベッド1つ)も奥にある。 室内は暗め。キャビン内に電話と目覚まし時計は無いが、オフィスには公衆電話がある。その他、コイン・ランドリーとアイロンの設備有り。

下の写真中央は日本で言うストーブ(英語のStoveは台所にあるレンジの事)。見かけはアンティークっぽいが実はガス・ストーブで、中にある薪みたいな物はニセモノ。こちらの新しい家やコンドミニアムでは、外観は暖炉でもガスを使っている・・・というのが多いのと同じ。壁に付いているダイヤルで温度調節をするが、実際に使ったのは、明け方に「寒いな〜」と思った時だけ。

キッチンとその奥にシャワーとトイレがある。どちらもかなり狭い。キッチンには小さなシンク、コンロ4個付きのガスレンジ、オーブン、小型冷蔵庫などがあるが、電子レンジは無し。冷凍庫には氷製器が2つあるだけで、外にもアイスマシーンがないのが意外だった。洗面所は水とお湯の蛇口が別々なので使いにくい。タオル、石鹸、シャンプー等はもちろん付いている。

  


Canmore Regency Suites


2ベッドルーム・スィート 1泊124ドル+12%のタックス。 この料金も初夏のスペシャルで、私達は割引期間ギリギリの利用だった。 部屋の作りはコンドミニアムタイプなので、カナダでの生活感が味わえると思う。特にキッチンはパーフェクトで、大きな冷蔵庫、電子レンジ、オーブン等なんでも揃っている。それに新しいのかピカピカだ!ここの難点はお風呂のお湯。 1人がお風呂でお湯を沢山使うと、お湯が出なくなって しまう。これはボイラー室でタンクにお湯を貯めてから使っているためで、こういうことは北米では実は少なくは無い。特に日本人はバスタブにお湯を張る人が多いので、30分くらい間隔を空けないとお湯は出てこない。 ディッシュ・ウォッシャーも沢山のお湯を使うので、シャワーの前には使用しない方がいい。


上の写真はCanmore Regency SuitesのHPから転載したもの。

また、コンドミニアムタイプなので、ホテルのようなハウス・キーピングのサービスは無い。タオルは充分に用意されているが、新しいのに換えてもらいたい時は、オフィスに行けば交換してくれる。チェック・アウトの際は、ゴミ箱を空にしてゴミ捨て場に持って行くように言われた。簡単な掃除が出来るように、ホウキとチリトリは置いてある。

キャンモアはバンフから車で10〜15分の距離だが、バンフと比べると宿泊料金は安いし、レストラン、ガソリンスタンド、洗車、スーパーと必要なものは揃っていて◎。特に、スーパーのお惣菜コーナーは種類も多く、キッチン付きのホテル等に泊まっている人には便利だと思う。


Patricia Lake Bungalows Cottage
 

Type1の外観  1泊142ドル(10ドル分は3人目からの割り増し料金)+タックス。 ここはジャスパーの町中から車で 5分程のパトリシア・レイクに面している。広い敷地内にコテージが点在し、緑があふれていて清々しい。  コイン・ランドリー、アイス・マシーン有。子供の遊び場やカヌーもある。実際に泊まったキャビンは、これじゃなくて下の写真のキャビンです。この丸太小屋はかわいいけど1つしかない。

キッチンは割と質素だが、まぁ別に困ることも無いと思う。安全のためか?それとも単に物を置くスペースのためなのか?レンジにはステンレスの蓋が付いていた。奥のベッドルームにはシングルのベッドが2つ。キッチンの横にはダブルベッドがある。外のピクニックテーブルが何かと便利。

ここの良いところは自然がきれいで静かな事。1日何もしないでのんびり過ごしてもいいくらい。かなり気に入ったのだが、シャワーに問題がある。パラダイス・ロッジのシャワールームに比べると、新しく広いし明るいのだが、水圧が弱くて髪をすすぐのが大変だった。シャワーの位置も かなり高い所にあるので、背の低い私には非常に使いにくかった。ただ、ここの名誉のため?断っておくが、水圧が弱いのはアメリカやカナダのモーテル・クラスではよくある事で、そういう時、私はバスタブにお湯を貯める方の蛇口で髪を洗うのだが、ここはシャワーのみなのでそれも出来ない。

  


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