ウイスラー山、マリーン湖、ミエテ温泉


2002年6月16日(日)

1・ウイスラー山
 

さて、ジャスパーは初めてであるが”したい事”は2つあった。その1つがキャベル・メドウまでのトレイル。マウント・エディス・キャベルから始まる3.8キロのトレイルで、ガイドブック などで見た初夏の写真では花が咲き乱れ、とてもきれいだったのだ。

マウント・エディス・キャベルまでの道6月〜10月しか開いていないそうなので、朝ビジターセンターに行き、詳しい ことを聞いた。今年は夏の訪れが遅いようなので何となく嫌な予感がしたが、やっぱり・・・「道路は雪のため閉鎖されていて行けない」とのこと。 ものすごくがっかりしたが、それじゃ、もうひとつの目当てであるマリーン湖のクルーズは できるか?と聞いてみる。そしたら何と!マリーン湖のクルーズは昨日始まったばかりなんだそうで、こちらの方は運が良かったようだ。

キャベル・メドウに予定していた時間をウイスラー山に当てることにする。トラムウェイ(ゴンドラのようなもの)で展望台まで上がれるが、料金は大人20ドル。ちょっと古いが 、1999〜2000年の「地球の歩き方」には14.93ドルと書かれてあるのを考えると、その値上げの幅が大きいと思う。 山の麓にある切符売り場でチケットを買うのだが、「あなた達は○時○分の便です」とか言われるので、それまでギフトショップを見たりトイレに行ったりして待つ。私達の場合は20分位の待ち時間だった。時間になると呼び出しのアナウンスが入る。

ところで、乗り込んだトラムウェイには席は無い。ぎゅうぎゅう詰めで満員電車の中みたいだ。ガイドが1人乗り込んでいて景色の説明等をするが、窓際に張り付いていない限り、外の景色はよく見えない。頂上に着けば景色はゆっくり堪能出来るので、 別に見えなくてもいいとは思うが・・・。

展望台から更に1.4キロ上を目指すトレイルがある。道は石がゴロゴロしていて、乾いた岩山という感じ。スイッチバックもなく、ただひたすら登るのでかなり疲れる。足元だけを見つめて登っていた母は、ふと辺りの景色を見回して怖くなり途中で下りると言った。高所恐怖症なんだそうだ。確かに周り は何も無い開けっぴろげの岩山なのだが、まぁ、普通の人は大丈夫だと思う。上の写真は頂上までの途中で撮ったもの。が私達が滞在しているキャビンのあるパトリシア・レイク。2はピラミッド・レイク。3がエディス湖。4がアネッテ湖。5はジャスパーのダウンタウンである。

母が下りていった後、私と夫はそのまま登り、ここが頂上?という 開けた場所に出た。山頂ではおにぎりを食べる。 登っている間は暑くて上着は脱いでしまったが、山頂まで来るとトレーナーだけじゃ寒い。

ここは頂上らしいが、この先、まだ道は続いている。そちらは雪で見渡す限り真っ白なのだが、ちょっと歩いてみた。道なき道 を・・・、雪の中に付けられた先行者の足跡に沿って進む。20分くらいは歩いたと思うが、これが何処までも続いているような感じなので、適当な所で引き返す。
 

2・マリーン湖とスピリット・アイランド

1時、ウイスラー山を後にし、次の目的地マリーン湖に向かう。マリーン湖はジャスパーから48キロ、けっこう離れている。片側斜線の ゆるいカーブの続く道を行く。湖に着いてすぐにクルーズのチケットを購入した。料金は大人35ドル。シーズン中は混むそうだが、私達はすぐ次の便に乗ることができた。ボートは右側が3人席、左側が2人席で10列 ほどあっただろうか?でも、私達が乗った4時の便は1/3くらいの乗客しかいなかった。マリーン湖は数日前にやっと氷が溶けたばかりで、クルーズも昨日が初日というシーズン始まりで はあったが、「こんなに乗客が少ないのは珍しい、あなた達はラッキーだ」とガイドが言っていた。

クルーズの目的は もちろん、スピリット・アイランドである。そこまで行って( 正確には島が見渡せる正面側に上陸) 戻ってくる ・・・という、約時間半のクルーズだ

カヌーなどを借りて自力で行けないこともないそうだが、やはり体力と経験のある人でないとキツイのだそうだ。

なるほど!なかなか絵になる景色だ。ただ、蚊が多いのでご注意。


クルーズには船の操縦資格を持っているキャプテン2人の他、ガイドが数人乗り込んでいる。 ガイドは多分、大学生の夏のアルバイトと思われるが、なにしろ今日が2日目ということもあってか?時々説明を間違ったり忘れたりし、横にいるキャプテンに訂正されているのが面白かった。なお、マリーン湖にはレストランやギフトショップもあるが、 この日はトイレの水が流れないとかで建物内のトイレが使用禁止だった。水洗ではない屋外トイレはあったが・・・。

3・ミエテ温泉

まだ5時半。 6月は1年のうち最も日が長く、こちらでは夜の10時頃まで明るい。まだまだ時間はあるのでもう1箇所出かけることにした。行き先はミエテ温泉。ジャスパーの北61キロの場所にある。マリーン湖からだと、さっき来た1本道を戻らないといけないので、かなり遠いように感じられた。国立公園のパスに付いてきたクーポンにミエテ温泉のがあったのでそれも使う。

カナダの温泉。一体どんなんだろう? まぁ、色々あるだろうが、ひとことで言ってしまえば、ここはスイミング・プール。入り口で料金を払い、貸しタオル(貸し水着もあり)を受け取り、 コインロッカー、フィッティング・ルームみたいなのが並んでいる更衣室がある。神宮プールのそれと何の変わりもない。温泉プールは2つあって、手前がぬるめ奥が熱めのお湯だ が手前の方はかなり低めの水温である。無色透明のお湯は消毒薬の臭いはするが、温泉独特の匂いは何もない。

これ、本当に温泉?ただのお湯みたい・・・。イエローストーンのように硫黄の匂いでもするのかと思っていたが、それは私の勝手な思い込みだった。普通のプールよろしく水面には虫が浮かんでいて、監視用の椅子には係りの人が座って見張りをしている。私「ただのプールじゃん!」。が、母は「ゆっくり温まると疲れがとれる」と言って けっこう満足したようだった。ちなみにシャワー室もきちんとあるので、シャンプーを持っていけば髪も洗ってすっきりする事ができる

エテ温泉からジャスパーに戻る途中、沢山の動物に遭遇した。早朝と日没前(でも、まだ明るい。写真にある時刻はBC州の時間なので、この時の現地時間は、+1時間)は動物に出会うチャンスが多いらしいが、どうやら・・・食事の時間らしい?上の写真はマウンテン・ゴート。ちょっと分かりにくいが、2頭が岩山の上にいる。この岩山かなりの急斜面で、こんな場所にどうやってたどり着いたのか(ここが生息地か?)と不思議な気がするが、野生の動物にとっては、別にどうって事ないんだろう か?こちらは鹿?それともエルク?この2つの違いがよく分からない・・・。


920分。やっと、ジャスパーの町に戻って来た。ダウンタウンのレストランでピザをテイクアウトしてキャビンで食べる。これで今回の旅行も終わり。明日はバンクーバーに戻るのだ。


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