カナナスキス・カントリー


2002年6月14日(金)

1・バーミリオン・レイク

今日は早起きして、バンフにあるバーミリオン・レイクに行く。この湖にはまだ1度も来たことがない。「地球の歩き方」に書かれていた文句、「朝焼けをあざやかに湖面に映し出し朱色に染まることから、バーミリオン(朱色)の名がついた」に惹かれてやって来たのだが、7時では遅かったか?朝焼けは見れなかったし、湖もたいしたことがなかった。水鳥が泳いでいて 、開けた平原にある池という感じがした。

その後、トンネル・マウンテン・ドライブ に入り、途中で少し散歩をする。このあたりは高台になっていて、眼下にはボウ川を、遠くにはバンフ・スプリングス・ホテル も望める。誰でも歩ける簡単なハイキングコースもあり。

2・フードゥー

今日は寒いのでフードゥー(浸食によって出来た土柱)の付近を歩いただけで帰ってきた。 何しろキャンモアのホテルからここへ来る途中、車の中ではヒーターを入れたほど寒かったのだ。

ところで、トンネル・マウンテン・ドライブには幾つか宿泊施設がある。バンフ大通りから車で数分の距離なのに静か!お勧めする。私も
ダグラス・ファーを2度、その向かい側にある Hidden Ridge Chalets (HPや住所の確認ができなかったので潰れたのか ・・・?と思っていたが、今回もそこにちゃんとあった)を1度利用したことがある が、どちらもキッチン付きのバンガローに泊まった。

さて、いったんキャンモアに戻り、朝食をとってからはカナナスキスに出かける。カナナスキスは以前にも1度来たことがあるが、母が大変気に入ったらしいので今回も出かけることになった。私の勝手な想像だが、カナナスキスはアルプスの草原というイメージがする所。

3・カナナスキス

前回はバンフからハイウェイ1をカルガリー方面に行き、No.40という道路を南下してカナナスキスに入った。今回もその ルートで行くつもりだったが、キャンモアの町中にあった標識に従って進んだところ、No.742という裏道に出てしまった。このNo.742はCAAの地図にも詳しく出ていない未舗装の道で、対向車があるとものすごい砂埃が舞い上がる。こんな道がNo.40との交差点(地図の下の方の青い矢印の場所)まで1時間以上も続く。この道は絶対にお勧め出来ない。

やっとのことでカナナスキス・アッパー・レイク(地図で1番下にある湖)に到着。車を降りて私達はびっくりした。 ものすごい量の埃で車が覆われているのだ。トランクを開けるのも埃が中に入らないように苦労した。(地図はサムネイル 。PCの画面が小さい場合、右下の記号をクリックすると拡大する)

カナナスキスの入り口にあったサイン。この奥にカルガリー・オリンピックで使われたノルディック・センターがあるらしい(下の写真左)。ご覧のように湖は凍っていて、その上を歩くことが出来る。氷の厚さは20センチ程(下の写真右)


 

アッパー・レイクからNo.40を北上し、カナナスキス・ビレッジに寄る。ここにある「デルタ・ホテルで以前に食べたサンドイッチがとてもおいしかった」と母が言うので遅い昼食をしに来たのだ。お店はセルフサービスのカフェなのだが、まぁ、味は確かに良いとは思う。でも、値段も安くはない。たかがサンドイッチと飲み物で10ドル以上する。デルタホテルには幾つかお店が入っているが、日本人の店員も何人か働いていた。ワーキング・ホリデーで来ていると思われる年代の人達だったが、こんなきれいな自然の中で暮らせるなんていいなぁ・・・と思ったりした。母はここでTシャツやフリースの毛布を買う。

今回、カナナスキスでは 6月26、27日に行われる G8サミットのため、いろいろな準備が 進められていた。新しく植木や花を植えたり、駐車場の整備をしたり、警備のためか?No.40が見渡せる高台に見張り台みたいなステージも作られていた。 23日からは一般人の立ち入りが禁止される区間もあるんだそうだ。

No.40の路上でマウンテン・シープの群れに何度も遭遇した。マウンテン・シープはアスファルトの道路上にある何かを一生懸命に食べていた。ミネラルの粒でもあるの だろうか?


夕方キャンモアに戻り、まず最初にしたのは洗車。 コインを入れて自分で洗う方式 だったが、何しろ半端な汚れ方ではないので、コインを何枚も追加して洗った。 コンドミニアムに戻り、私達もシャワーを浴びてスッキリする。今日の夕飯は IGA(スーパーのチェーン)で買ったローストチキンにローストポテト、すぐに食べられるよう切って袋に入っているサラダ。 ちょっと買いすぎたので、明日の朝また食べることになる。 


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